2013-01-01から1年間の記事一覧

師走にふりかえる②

勤務校は2年目に入り、昨年よりはずっと仕事がしやすかった。 時間を味方につけるって、こういうことなんだな。 一足飛びにはいかないけれど、いつのまにか私の仕事の「型」のようなものが理解してもらえているなと実感することが何回かあった。 あせっては…

師走にふりかえる

なんと、気がつけば更新せず3カ月もたっていた。今年は引っ越しもあったし、新しいことがいっぱいあったが、特にこの3カ月が仕事が集中していた。 いま、一通り終えてみて、やっと振り返る気持ちのゆとりが出てきた。4月に引越し。近所とはいえ17年住んだ家…

秋晴れの日に

今日は秋晴れで、運動会日和だった。 我が学校は春に終わっているので、前任校の運動会を見てきた。もう2年たつんだなあ。 1年生から知っている子たちが、今年は6年生。 日に焼けた顔を遠目に眺めていると、次第に名前までも思い出す。 みんな大きくなっ…

絵本を体感  チャチャ ウー

「きょうはマラカスの日 クネクネさんのいちにち」(樋勝朋巳/作・絵 福音館書店)。クネクネさんとパーマさんとフワフワさん。 クネクネさんのはいているのは、タイツ?ももひき? 何ともいえないとぼけた味の、でもリズムが頭についてはなれない絵本なの…

やっと 秋

やっと空がぬけるような、すかっとした空気が時々感じられるようになってきた。今年は、ほんとに暑かった。あまり汗をかかない(もっとかいてもよいのに)私が、押し寄せてくる更年期のせいもあり汗をいっぱいかいて、あのマルシャークの「森は生きている」…

夏休みもそろそろおしまい

今年の夏はうまく予定が合わず、いくつかの会で毎年開催されている本の集いに軒並み参加出来なかった。 それと、行こうかどうしようか悩みながら、結局飯田市での人形劇フェスタも断念した。 だから、何か忘れ物をしたままのような、ちょっと残念なところも…

この夏 こんな本

気になってた本だったので、図書委員会で行う選書会(子どもが学校図書館に購入する本を選ぶ)のラインナップに入れておいたのだが…。 こんな表紙の本は、いまの子どもたちはまず選ばない。でも、私はこの本を選び、購入した。 子どもたちが「チュウチュウ通…

育ちゆく

もう梅雨明けしてるんだよね。 例年よりうんと早く、夏はぐんぐん真っ盛りに近づく。我が家の小さなプランターで、育つ花や野菜。 毎日見ていると、小さなつぼみや葉っぱの様子など見飽きない。朝の忙しい時に、あっ、もうこんなにたってしまった! なんてこ…

かたちはあとから

もうすぐ1学期が終わる。最近、ピンポイント・レファレンスでひっぱりだこの私である。 ピンポイントとは…各自にとっては、という意味で。 つまり、「カブトムシの幼虫を育ててるんやけど、土は何センチかぶってたらいいのか」とか、「サンショウウオを調べ…

はにわ談義

2年目になったいまの職場。 子どもたちとも、少しずついろんな会話が楽しめるようになってきた。2年生のY君が、「先生、遺跡で像が載ってるのが見たい。」と言ってきた。 遺跡で像かぁ…年度末に世界遺産のシリーズを買ったのは前の学校だったっけ。あの本…

Don't Think Twice It's All right

「すみれファンファーレ」は、両親が離婚してお母さんと一緒に暮らしている小学生の菫ちゃんが主人公だ。 菫ちゃんは、お母さんもお父さんも好き。 3人でもう一緒に暮らすことは出来ないけれど、絆は大事にしたい。いつまでも。そう菫ちゃんは思っている。 …

寺町を…

やっと生活が落ち着ちついてきたら、体調ももとにもどってきた。 よかった。よかった。そんな時、Kちゃんにすてきなドーナツやさんを教えてもらい、そこにフォトアルバムを出展しているのを聞き(Kちゃんは、フォトアルバムを作っている人です)覗きにいった…

つれづれなるままに

あと数日で、この膨大なダンボールともお別れになるはずなのだが…ああ、ほんとにそうなの?日曜は、天袋を開けて中のものを出していた。 18年入れっぱなしだったもののなかに、ひとつ小さな箱が。 司書資格を通信で取った時の資料が入ってるんだ。 これは、…

春に1冊

なんにもしなくても、春というと年度初めで、またかかわっている子どもNPOの会の総会の準備で、忙殺されてしまう季節なのですが…。今年は、なんと。引越しすることになり、いま自宅は大変な状態です。引越し先は、近いので手続きやなんかはそう大変でない…

夢のように

いつも自転車で通り過ぎている道。前から、このスポットはお気に入りで春じゃなくても、いつも素敵なんだ。 そして、この奥はどうなっているのかなと、いつも思っていた。先週末にその道を通った時に、桜が満開になり「おいで、おいで」と言われてるような気…

書くことで 知る

図書の時間について、年度末に感想をとらせてもらう。 読み聞かせで心に残ったものや、自分で読んでみてよかったもの、図書室についての要望や入れてほしい本などについて、率直に書いてもらうようにしている。今年は異動して1年目なので、特に高学年の感想…

ほっといて  ほっとかないで

気持ちが消耗することが2つあった。ひとつは、ちょっと上等なボールぺンをバーゲンで買って調子よく使っていた。 いまどきペンなんか百均でも売ってるし、何かのおまけについてきたりするし、わざわざ買おうという人は、もう少ないだろう。 でも、使い始め…

風邪をひいて もうけもん

日が過ぎるのが、早すぎる。 この一年近くずっと風邪もひかず頑張ってたのに、ついにひいてしまい1週間ほど苦しんだ。 読み聞かせするのも、声が出にくくしんどい。おのずと士気も下がる。すると、子どもたちがなんだかすごくおしゃべりに感じるんだなあ。 …

創作する人

ドラマ「なくな、はらちゃん」を楽しみに観ている。最近ドラマをほとんど観なくなってるので、私にしては珍しいのだがこれはなんとか続けて観ている。はらちゃん(長瀬智也)のような存在は、鏡のようなものなのかな。はらちゃんがピュアだから、いつのまに…

しってる、しってる!

「さいごのさいごのなかなおり」がよかったので、ほかの三田村作品を探しに図書館へ行くと、「きつねのかぎや」シリーズ(あかね書房)が面白かった。 そして、そのなかに「地獄のえんま帳」というのを見つける。「三田村さん、この題材好きなんやな…」 読ん…

おはなしのおもしろさを

ゾロリがいつも奪い合いになるので、絵が多くてクイズや推理の楽しみもあって、字も大きくて男の子が読みたくなるもの…。 ゾロリもいいんだけど、大概ゾロリファンは中毒のようにそのシリーズから動かない。 ちょっと目をずらせたいな。司書になってすぐの頃…

自分を耕すことと 人とかかわること

「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」(平田オリザ/著 講談社現代新書)。 この本は、コミュニケーション能力とは何かについていろんな角度から書かれているのだが、読みながら思ったことは、 「結局、自立した自己の確立からしか始…

好みがでてきて

今年になって、初めての1年生との時間。みんな好みが出てきて、「これについて書いてある本がかりたい。」「こんな大きさの、こんな表紙の本だけど」と言えるようになってきた。 4月からたくさんの本を貸し借りしてきて、いまひとつの形になって出てきている…

はじまり はじまりィ…

おだやかに過ぎていく年始年末だった。ひとつは、娘が社会人になり自家用車を持ち、何かと身軽になったのもあるかな。 年末ギリギリまで仕事の夫に代わり、何度となく私を乗せてアッシーをしてくれた。そして両方の祖父母へと、生きたカニをお土産に買って帰…