夏休みの図書室開放で、地域のおはなし会の方が来て下さった時に「アナンシと五」の語りをやってもらった。 子どもたちは面白かったらしく、後になって「先生、あの話の載っている本はあるの？」と聞いてきたりしていた。 こんな時は、忘れた頃にまた同じ話…

保育所の送り迎えって、悲喜こもごもという言葉がぴったりだ。朝、支度を急がせ小さいジャンパーを着せ、自転車に乗せ、保育所までまっしぐら。月曜はおふとんまでかついで…。多くのお母さんがつい連呼してしまう「はやくしなさい」を、例にもれず私も毎日言…

家族四人で話し合う家族会議。 だじゃれ好きのパパが命名した「レッツゴー会議」。 なぜレッツゴーなのかというと、その家族の名前は「空井」さんだからだ。 つまり、レッツゴーとは「そらいけ！」の意味でしょ。 空井家の会議だから…レッツゴー会議というわ…

1月下旬あたりから、ロウバイの咲き頃を知らせる新聞記事が載り始めている。「ロウバイ」という響きで、ふと高校時代の古典の先生の声がよみがえってきた。「木の花は、こきもうすきも…」 清少納言の「枕草子」の一節で、ちょっと気取った声でいつも先生は朗…