読む・その他

Don't Think Twice It's All right

「すみれファンファーレ」は、両親が離婚してお母さんと一緒に暮らしている小学生の菫ちゃんが主人公だ。 菫ちゃんは、お母さんもお父さんも好き。 3人でもう一緒に暮らすことは出来ないけれど、絆は大事にしたい。いつまでも。そう菫ちゃんは思っている。 …

夏休み その3

夏休みといえば、読書。 私のような者は年がら年じゅう本を読んでいるのだけれど、そうはいってもやはり仕事欲があっての読書が多い。「今度高学年に紹介するのに、読んでみよう」とか、 「これは、秋からのブックトークにいいかも」とか。でも、目的意識的…

いうたら あかん!

夏休みの図書室開放で、地域のおはなし会の方が来て下さった時に「アナンシと五」の語りをやってもらった。 子どもたちは面白かったらしく、後になって「先生、あの話の載っている本はあるの?」と聞いてきたりしていた。 こんな時は、忘れた頃にまた同じ話…

図書館で借りて

「絵本 マボロシの鳥」(太田光/作 藤城清治/影絵 講談社)とにかく藤城さんの影絵に圧倒される。 ただきれいなだけでなく、魔人チカプーの不気味な登場、「マボロシの鳥」の妖しい美しさ、オリオン劇場の強欲支配人のふてぶてしさ…。いきいきとした絵が、…

今年のイチバン

遠出した電車の中で読んでいた「なかないで、毒きのこちゃん」(デイジー・ムラースコヴァー/作・絵 関沢明子/訳 理論社)。 最初はなかなか文章が頭の中に入ってこなかったんだけど…。 途中から俄然面白くなってきて、「クマにはわからない」でにやにや。…

夜中の楽しみ

夜中にやっと自分の時間が出来ると、最近は詩をよむことが多くなった。 それも、小さく声に出して読んでみる。 昔買った古い文庫本の時もあるし、図書館から借りたきれいな装丁の本の時もある。同じものをいくつか読んで、ほっとして寝る日もある。最近読ん…

カバンにしのばせて

この本、すごくいい。 「あいうえおのうた」(中川ひろたか・詩 村上康成・絵 のら書店)) ただ「あいうえお」ってつながってるだけじゃなくて、ひとつひとつの詩がちゃんとしている。本の帯には、こう説明してある。「あ」から「ん」まで、50音ではじまる…

冬には やっぱりこのお話を

冬のうちにと思いながらなかなか読めず、このままでは2月も終わって春になってしまう! ということで今日は、紙芝居「十二の月のものがたり」(前・中・後篇/ S.マルシャーク/著, 堀尾 青史/著, 金沢 佑光/絵 童心社 )を1・2年生4クラスに読む。「み…