つぶやき

ああ、またしばらく更新していなかった。

いつのまにか12月になっていた。

12月のはじめから4つの大きな仕事があり、それに向けて11月から動いていた。
いま、2つが終わり、明日午前中に1つ、午後にもう1つあり、それでやっと終わる。
決めた時には、この4つはそんなに日程的にくっついている意識はなかった。
なのに迫ってくると、どうしてこの期間に集中してるんだろうと。

いまの自分だから、この4つの仕事がやってきた気もするし、でもちょっと欲張ってしまったようにも思う。



全部終わったら、また確認するためにもぼちぼち書いていこうと思う。



図書館の前で、前の学校の子たちにばったり会った。
4年の男の子たちで、私を見て「あっ」と言った。
私も「あっ」。
「久しぶり!」

しばらく見ないうちに、ますますやんちゃな顔になっていた。
背も高くなっていた。

一人の子が私の抱えてた本を見て「この本(学校で)読んだんか?」と聞いた。
「そうやで。今日はクリスマスの読んだんやで。」
と言うと、T君が「八方にらみねこは?」と言った。
T君は、八方にらみねこが大好きで、そればかり借りていたのだ。
「うんうん、読んだよ。リンゴちゃんも、読んだよ。」

すると、E君が「ふふ、リンゴちゃん」とうれしそうな顔した。
「おもろかったな、あれ」
「ふふふ」
やんちゃな男の子たちは、少し笑い合った。

「じゃあな。」
「ばいばい」

他愛のない会話だったけど、うれしかったな。
リンゴちゃんや八方にらみねこが、まだ彼らの心に残ってるんだな。

私は、大きなことは出来なかったけど、楽しい本の世界を彼らに残すことが出来たのだ。
生意気そうな顔つきの子から、思わず笑みをこぼす思い出の本を届けられたのだ。

あの図書室では、もう少し小さくて可愛かったあの子たち。
リンゴちゃんの本を、ぎゃあぎゃあ割り込んでしゃべりながら楽しそうに聞いていた彼らを、懐かしく思い出した。


体は疲れているのに、ずいぶん元気の出た夕方だった。

あと、少し。がんばるぞ。