わくわく一日体験
今年も5年生の林間学習の季節がやってきた。
去年と同じく、留守中の図書当番を4年生につとめてもらおうと思い、提案する。
4年生はどちらのクラスも、顔がぱあっと輝き「やる、やる!」。
「何するか知ってる?」
「知ってる!」
よっしゃァ〜とポーズを決めている子もいる。
1年の頃から成長を見守ってきた学年なので、私の図書室管理のやり方に慣れていて、よくわかっているのが頼もしい。それぞれの担任の先生たちにも「喜んでいます」と言ってもらう。
そして、当日を迎えた木曜日。
中間のベルが鳴るや否や、バタバタ…とけたたましく走り込んできた4年生たち。
ハイテンションで仕事をしてくれた。
このプレ企画、二年目なのだがなかなかいいと思う。
5年生の図書委員会活動(うちの学校では、5年生が担当することになっている)の前に一日体験が出来て、モチベーションが上がるのだ。
なんでもやりたい4年生ならではの年齢にぴったり合った、短い体験。
でも、学年のカラーが出ておもしろかった。
とにかくこの学年は、仕切りたがり屋がたくさんいてカウンターの中で小競り合い勃発!
やる気がありすぎて、ものすごく急いでやってしまう。
本を返すのも走ってやっている。
それがおかしくておかしくて。
何も走ってやらなくてもいいんだけど。
あたらめてやる気(主体性)って、大事だなあと思うのだった。