うんとこしょ、どっこいしょ
来週からの夏休み図書室開放でする、大きなかぶのテーブルシアター。
5年ほど前に、本を見て少しアレンジを加えつくったもの。
つくるのは好きだけれど、心底ってわけではない。
なぜなら、創作意欲の嵐がすごい勢いで吹き荒れ、そして去っていくから…私の場合は。
去っていくと、とんとしなくなるのだ。
これは、熱病のように浮かされてつくった時のものだ。
そして、私のまわりにはものつくりの達人がいるので、その人たちと比べると「とことん好きか」というと、及ばないと思うから。
いつまでも好きで、飽きないのはやっぱり「お話」や「本」なのかな。
私の場合は。
でも、苦労してつくった甲斐があり、人に貸してあげたりもして、結構重宝している。
さてさて、テーブルシアターのあとで、子どもたちとする工作の今日は試作品づくり…。
紙コップの上に、新聞紙を丸めて紙をはった玉をくっつけて、本体をつくる。
そして、好きな生きものに。
私はウサギにしてみたが、当日は様々な生きものが登場する気がする。
割りピンをつけて腕を長くして、出来あがったら、もう一度「おおきなかぶ」をやるのです。
そして、ねずみのあとに、子どもたちがつくった人形をずらっと並べてみんなで「うんとこしょ」とやろうかな、と。
最後に人形が全員集合して、つながってみたら…やっと、かぶがぬけました!
という企画です。
楽しんでくれるといいけれど。
お金をかけると工作も、どんどんよいものになるけれど、そうはいかないので頭をつかうわけさ。
これで一番高いのは、実は割りピンです。
うんとこしょ、どっこいしょ。
まだまだ、かぶは、ぬけません。
ねずみがよんでくるのは、誰?
不思議な生きもの、いっぱいくるかな。