夏休みのなかで

毎年の夏休みは、もっと充電期間じゃなかったっけ?
…とわが暮らしをふりかえる、が…。

私のかかわるNPOの鑑賞事業が、例年の時期より一カ月遅く8月の終わりになっているので、なんだかんだと仕事が終わらないのだ。
いつもは海の日前後の実施なので、それまでは忙しいけれど夏休みに入ったら、自分の勉強や夏休みの図書室開放の企画、そしてお芝居の下見などふくらませる時期だったのに…。

勤務校も耐震工事の関係で、夏休みの図書室開放の日程が8月下旬にえらくくっくいてしまうことになった。

さあ、考えて動かないとな…。

だって、もう8月も中旬になろうとしてるんだもの。
おきばりやっしゃ、ネムリコさん(>_<)

そんな毎日のなかで。

8月6日、岸和田演劇祭へ行く。
観たことのない劇団を観たくて、この日しか空いてなかったので名古屋の「劇団むう」を選ぶ。「ぶたさんとねずみさん」。
ねずみの人形は出てくるけれど、基本は2人の掛け合い芝居だ。

客席の子どもたちの反応がよく、そういう意味では参加型の劇なんだな。
中盤まではとてもよかった。

でも、ねずみくんのバイオリンが最後どうおちるのかが弱いなァ。
ぶたくんが柵を必死でこしらえるところも、根拠がいまいち私にはわからなくて(最後のオチに納得するドラマがない)、そこが残念だった。
それでも、やっている役者さんたちの誠実な姿勢が伝わってくるあたたかい劇だった。
そこは何物にも代えがたい。
ほんとは劇団風の子が「きつねのホイティ」をするのを観たかったのだが、残念ながら日が合わず。


ホイティ、と言えば。


8月9日、nanacoさんからの連絡で期せずして再会出来ることになった。
nanacoさんのスケジュールを見て…う〜ん、この時間ならいけるかな。

そして聖護院御殿荘へ、朝8時30分到着。
まあ、趣のある建物なのね。

近くのからふね屋(珈琲店)で一時間半ほどお話した。
研究集会を少しぬけて来た彼女は、よく見れば…
「あれ、nanacoさん、名札したまま。」
「あれ〜〜〜」
なんて笑ったり、前と変わらず気さくなお人柄でなごむ私だった。
そして頼んだ「スペシャルコーヒー」。
出てきたのは、少し民芸風の可愛いカップ。紅茶の時のような器具に珈琲が入れられて一緒に出てくる。


そして話題は、ホイティの歌のことに。


お互い、そっと教え合おうということになった。
それで、歌いましたよ、私。
するとnanacoさん、「あれ!私の歌が出てこないわ。」
何度か試みてみる彼女…「えっ、違う。これはネムリコさんのメロディだ。」
そういうことって、あるよね。
ストンとぬけてしまうことが。
私たち、大笑いだった。

ということで、少しの間だったが会えてよかった。


さあ、私もがんばるか、と思えた朝。

夏休み後半、ちょっと動きを計画してみよう。