おはなし会にて

遅ればせながら、子ども読書の日の取組で中間休みにおはなし会をした。雨が続いた合間の晴れの日だったから、みんな外に出かけていく子が多かったが、それでも50人くらいは集まったかな。

プログラムは、まずは図書部のY先生と図書委員のクラス担任H先生のお二人による読み聞かせ。
Y先生は、「なわとびしましょ」(長谷川義史/作・絵 学研)を読んで下さった。
ぺったんぺったん…と縄を回す音?
このくりかえしをY先生が独特の間でつないでいくと、なんだかおかしくって、もう笑ってしまう。

それに、だんだんおかしな人が大縄に入ってくるのだ。
長谷川さん、このあたりがうまいなァ…。

くすくす…とさざ波のようにひろがる笑い声。


H先生は、今年新採のピカピカの青年。
読み聞かせも人前でするのは初めてと言われたので、新採研修などで日々忙しいだろうし、打診した時に「しんどかったら、いいですよ。」と言ったら「何事も経験だからやってみます。」と答えて下さった。
けれど選書は出来ないということなので、何冊か選んで渡すと、この絵本を選ばれた。

そして本番は、どうしてどうして、落ち着いて堂々たる読みっぷり。
読みながら自分のコメントをはさんだり、楽しくて自然な読みだった。

面白かったのが、クラスの先生が読むからとうしろでじっと見ていた女子たち。(5年生)
いかにも先生が上手くやれるかどうか、心配で気をもんでる感じで微笑ましかった。

さて、最後は私の図書クイズ。
正解者には、「もう1さつかりられる券」をプレゼント。
もらえる人は、3人。

第1問。
「1年生の問題です。みんなが大好きな本で、ふたごのあかちゃんが活躍するお話がありますね。その名前は、やっほーと…もうひとりは誰でしょう。」
「うふふ」「うふふ」(これは笑い声ではないのです。あかちゃんの名前なのです)
答えをもう、言ってしまってる1年生。あちゃ〜。手を挙げて言うのよ〜。


第2問。
「2・3年生の問題です。りんごちゃんシリーズが大人気でした。りんごちゃんが描いた絵が、ほんとに生きた人になっちゃったね。さて、その人の名前はなんだったでしょう。」
答えは「のろいさん」。
これも当たりました。

このへんで「ぼくらはないの?」と高学年。
待ちなさい、これからです。

第3問。
ギネスブックからの問題です。この本には、鼻で風船を何個もふくらませてギネスに載った人が書かれています。それぞれの鼻の穴で、同時に風船が膨らませられるそうです。さて3分間で、この人は何個膨らましたか?ヒントは、10から30のあいだ。」

「18!」
「ちが〜う。」
「25!」
「ブー。」

なかなか正解者は出なかったけど、最後にR君が獲得。

券がもらえなくて、半分泣きそうな1年生が「なあ、昼休みにもして。」

またね。
またしようね。