最後の時間に⑤

4年生の感想より。

☆図書室でいちばんおもしろかったのは、先生の読み聞かせです。毎回楽しい話をしてくれるので、いつも楽しみにしていました。この1年で好きになった本は伝記です。だから来年度はぜひ、伝記を入れて下さい。また五年生になっても、よろしくお願いします。(男)

☆私は「さむがりやの雪だるま」が1番好きでした。絵もかわいくて、想ぞうもできない、でき事だったからです。また、あんな、かんじのシリーズを見たいです。(女)


☆「生きものの本は、かりていいですか?」というと、「いいですよ」といいかえしてくれて、とってもうれしいです。図書の時間に、いつも本をよんでくださったり、「虫の本はありますか?」といって、「ありますよ。」といってくれたりしてくださって、ありがとうございました。(男)

☆今まで読んだ本の中で、一番やくだったのは、おかしの本やばんごはんの本です。私はそれをコピーして、つくってみたところ、とてもおいしかったし、やくだちました。私は本をこれからもよみつづけようと思いました。(女)


☆私は図書クラブでおかしの本をしょうかいしていたので、パティシエの本をしょうかいしてくれたりして、ありがとうございました。また借りてみようと思いました。また、図書クラブになれたら、いろいろな本をしょうかいしていこうと思います。(女)



☆図書室でいろいろな本をしって、おもしろい本にいろいろであって、パンツマンやいろいろの本をみて、前なんか一言もしゃべらないくらい集中できたし、読書もすこし好きになるくらいおもしろい本でした。またおもしろい本がないかなとさがしてみます。だから、また新しくおもしろい本をおしえてください。(男)



☆この1年間の図書室へ入る前になったら、「けいじ版にはってある絵は図書いいんさんの人が、がんばって絵をかいて、はっているんだろうか?」といつも思いながら、図書室へ行っています。
もしも、5年生で図書いいんになれるならなりたいと、いつも思っていました。あと、リトルホーンシリーズをできれば入れておいてください。(男)

☆先生の読み聞かせでは、「いぬの目」や「二人で一人」、そしてこれは図書の時間でなくてクラブですが、「べそ」という話が心に残っています。ぼくは落語の落ちがとても好きです。来年、図書委員になれたらいいなと思っています。(男)





(※「べそ」は「ぶす」のことかな?と思うのだけど…
狂言えほんという内田麟太郎さんのシリーズ(ポプラ社)が読みやすく、狂言の可笑しみもうまく出てるのでセットで入れたのだ。)


☆1番心に残っている本は、鼻がにげる内ようの本です。思い出すたんびに家でわらっています!!新しい一年生にぜひこれも読んであげたらいいと思います。今まで読んだことのある本で、三、四年生にピッタリのオススメの本は、やっぱりずっと大好きだった「小さなコック」さんです。ぜひしょうかいしてあげてください。(女)



私がいまの学校に来た時には、2年生だったみんな。40人近くがカーペットに所狭しと座り、ほとばしるエネルギーに圧倒されながら、いろんな本を一緒に読んできた。
そしてもうすぐ5年生になろうとする今、思い思いの本を見つけ、楽しめる彼らになっている。低学年とは違い、読んでもらった本をいったん自分のなかで寝かせて、また取り出している。
掲示板の絵を見て、単に「この本借りたいな」と思うだけでなく、「これを書く仕事のある図書委員になりたいな」と思えるようになった4年生であることが、しみじみとうれしい。

3年生もそうなのだが、図書委員の仕事に興味を持ちだしている。
図書室の全体像が、子どものなかに見えてきたのだなあ。

種まきの時期から、形をつくる時期へ。
自分の仕事も、またとらえなおして新年度から出発だ。