マトリョーシカに出会う



                                     先日立命館大学の方まで行くことがあり、バス停「衣笠校前」で降りて歩いていたら、かわいいお店の前を通った。
すると一緒に歩いていた友達が、「この店ロシアや東欧の雑貨が置いてあっていいよ。」というので、時間もなかったが「ちょっとだけ!」中に入った。
そしたら私の大好きなマトリョーシカがずらりと並んでいるではないか。10体(開けたら、なかから9個人形が現れる)というのもある。動物や兵隊さん、顔もいろいろ。
ちょっとだけと言いながら、小ぶりでイチゴの柄がすてきな5体ものを買ってしまった。
小さくなってもちゃんと細部まで書き込んであるところや、後ろの模様まで気を抜いてないところもいい。我が家のマトリョーシカがまた増えた。
家に帰って眺めては、幸せにひたっている私。

「Vesna!」というお店だった。また行きたいな。

冬になったらマトリョーシカを持って行って、子どもたちに加古さんの「マトリョーシカちゃん」を読んであげよう。
中高学年には「ふしぎなロシア人形バーバ」(ルース・エインズワース/作 福音館書店)を紹介しよう。
実物を知ってるのとそうでないのとでは、これらの本の魅力は違ってくる。
このエインズワーズのお話はとっても楽しい。
ある人形の町にやってきたロシア人形バーバ。太っちょのおかみさんとみんなは思っていたが…バーバには秘密が。
マトリョーシカの造りを生かした展開で、ひとつひとつの人形たちが生き生きと活躍し、心高鳴る物語だ。