おめでとうさん

昨年は、秋から年末にかけて怒涛のように過ぎていった。
年を取るにつれて、こののしかかかるような仕事の重なりを乗り切るのがつらくなる。
12月上旬にようやくひと段落ついたが、それまでの忙しさからくる虚脱感から抜け出すのに時間がかかり、気がつけば年末だった。
忙しさの元である、取り組んだ仕事の達成感は勿論あったのだが…これではいけないな、とも思う。
もういい大人なんだから、上手にペース配分しないとなあ。
そうでないと、せっかくやり遂げたものの奥を見つめることなく、また次にいってしまう。
こんなふうに振り返りながら、また新年を迎えた。

義母も元気で、長野からお義兄さんたちも迎えて、また皆でおせちを囲んで過ごせた幸せをかみしめて。

また、一人暮らしの私の母もいまのところ身も軽く元気で、例年通り我が家のおせちまで作ってくれる幸せもかみしめて。

娘も帰省し、家族がまたそろって過ごせる幸せもかみしめて。
今や家族のまぎれもない一員となり、みなを和ませてくれるトイプードルのソラにも感謝して。

今年も、毎日をていねいに暮らしていこう。


「おもちのおふろ」
苅田澄子/作 植垣歩子/絵 学研教育出版

おもちはやっぱりおいしい!
お雑煮、焼餅、あべかわ、おぜんざい…日本人でよかったな、と思うよね。

おもちのもーちゃん、ちーちゃんはお風呂に行くんだけど、いろんなもの?がお先に入ってて…
番台にお風呂代が明記してあるんだけど、なぜかそれぞれによってお代が違うんだよねえ。なんでだろう。
この絵本をただ読むだけでも十分楽しいんだけど、このお代の差はなに?…と、子どもたちと語り合えばさらに楽しい1冊。
子どもたちの意見面白いよ。

お醤油の足湯、きなこ風呂も出てきて笑えます。
ちなみに、我が家の朝ごはんはあべかわでした。